妊娠出産経過<妊娠11週>A産婦人科、エコーで妊娠発覚。受診が遅かったので、双子も発覚。B総合病院に紹介状もらう。車で1時間もかかる病院だったので近くを希望するが「B病院でもう一度紹介状書いてもらえ」と言われ、ムッ! <妊娠12週>B病院受診。ここは帝王切開の方針。いろんな方針の病院があるがネットである程度わかるが、詳しくは受診しないとわからないことも多い。 一卵性双生児、前置胎盤で安静、手術必要と言われる。一卵性で怖いのは双胎間輸血症候群、二人の間で血流が出来てしまって、一人は貧血、一人は多血で心臓に負担がかかる。予防法は特に無く、安静にするくらいしかないらしい。 <妊娠13週>三交代で夜勤ある仕事だったので、心配で休業。医師はまだ大丈夫と言っていたが。 <妊娠14週>B病院でシロッカー手術受ける。子宮の入り口を縛って早産を予防する。下半身麻酔で行う。 二人は重たくてどうしても早産になる。それを防ぐ為。妊娠36週までもたせるのが目標。 手術当日夜は吐き気と痛みで眠れなかったが、翌日にはすっかりよくなった。 <妊娠17週>2週間に一度の定期受診始まる。近い病院C病院へ転院。こちらはできる限り経膣の方針。 <妊娠23週>尿糖2+。食事に気をつけた。間食をやめ、食事もできるだけ和食中心、薄味。それで次には出なかった。 <妊娠26週>職場から迫られ退職。日勤だけの仕事はだめだと言われ…。主人は反対だったので大喧嘩。 <妊娠29週>子宮口2cmにて管理入院。胎児二人とも1200g。私の体重6kg増。 入院生活はストレスいっぱい。退屈。空腹。病院の売店も禁止。 急いで持ってきた、手芸や編物、工作、折り紙などで時間つぶし。 電化製品NGの病院が多いと思うけど、パソコンとか出来たらよかったなあ。 入院時からモニタリング開始。20分くらい?モニターつけて動いちゃダメ。 胎児の心音聞いてる、お腹の張りもこれでわかる。妊婦に動くな、は結構つらい。 同室の三つ子ママは恥骨骨折で歩行器歩行。 同じ境遇、あるいはもっと大変な人が一緒にいたので、励ましあって頑張れた。 <妊娠30週>ウテメリンの点滴開始。陣痛を抑える薬。 内服は外来からしてたけど、薬の量が全然違うので、副作用も点滴のほうが強い。 動悸がする。わりとなれちゃう人が多いけど、私はなかなか慣れなかった。 腰痛もあり穴開きベットというのを使ったけど、私には合わずかえって痛かった。 病院のベットは硬くて痛いので、掛け布団敷いて寝てたら怒られた。 主人はほぼ毎日面会にきてくれたが、洗濯とかは自分でやらなきゃいけないことも、しばしば。 これまた一苦労。荷物入れるところも少ないしね。こまめにやらないと。 <妊娠33週>張りも感じてきた。軽度貧血あり鉄分ゼリーで補給。 食事も何度かに分けて配膳してもらった。なかなかいっぺんに食べられない。お腹がパンチクリンだから。 便秘は陣痛を誘発するが、力むのもよくない。 <妊娠36週>自然にまかせるべくウテメリン中止。翌日退院予定。 心配だから産むまで入院していたいと言うが、ダメ。多胎をみることが出来る施設は限られているから、ベットが足りないのだ。同室の人はもっと早くに破水して県内病院のNICU(小児集中治療室)が空いてなくて隣の県の病院まで連れて行かれたくらいだから、まあ仕方ない。 <妊娠36週2日>朝一番で退院診察をうけOKが出たのに、30分後くらいから陣痛がきて破水。すぐに陣痛室へ。 破水に驚いて泣いていたら、看護士に「これからもっと痛いんだよ!泣いててどうするの!」と言われた。辛かった。 陣痛室は配偶者と実母のみOKだが、主人が義母を入れてしまった。気を遣って早々に出てくれたから良かった。 陣痛は痛い!とにかく痛い!波がひいたすきに、メロンを食べたら次の陣痛で痛過ぎて吐いた。 すすみが遅いので陣痛促進剤を使う。もう破水しちゃってたから。 それでも出てこないので、医師が手で子宮の入り口をこじ開ける。用手開口。気絶寸前の痛み!! 次の陣痛で我に返らされる。 第一子、2340gで誕生。 第二子、2408gで誕生。 3分差で出てきた。分娩時間は9時間40分。 破水してたからこれ以上はのばせない。ちょっと紫色っぽかったけど、元気そう。 呼吸補助の為人工呼吸器つけ、保育器に入る。NICU入室。双胎間輸血症候群も軽度あったようだ。 私は初めてのことに戸惑うばかりだった。おっぱいも口が小さすぎて入らない。 出産後腰痛は悪化。おばあちゃんのような動きをしていた。そんな時紹介されたのがトコちゃんベルト。日本産婦人科学会でも効果が認められている。病院の売店に売っていたが、ネットでも購入できるようです。 子供たちも幸い2~3日で大きな問題なくNICUを出てきた。出産5日後には退院。 ジャンル別一覧
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